合同トライアウト2006-2007〜「バスケがしたい」への思いをプレーに込めて〜
合同トライアウト2006-2007が開催!

「合同トライアウト2006-2007」の第一次選考が1月26・27日の2日間にわたって千葉県の船橋市運動公園体育館で開催された。2日間の参加者は合計350名。今回の一次選考で合格したメンバーは、5月上旬に行われる最終選考を待たずにbjリーグでプレーすることも可能なだけに、参加者の表情にも気迫がみなぎる。

今年の注目は、先日JBLから脱退しbjリーグへの参入を表明した「福岡レッドファルコンズ」から参加した庄司・上山・田中・根間・城間の5選手。庄司選手は「まだ気持ちの整理がついていない」と現在の複雑な心境を口にしたが、「どういう形にしろバスケを続けたい」という強い思いからトライアウト参加を決めたと語った。

また来シーズンからbj参戦が決まっている「富山グラウジーズ」からも石橋選手が参加。「若いスピードについていくのが大変だった」と今年で38歳を迎えるベテランプレーヤーは参加者のレベルの高さに驚いていた。経歴や年齢、国籍は様々だが、全ての参加者に共通するのは「バスケがしたい」という熱き思いだ。各チームのヘッドコーチ・チーム関係者、また多くの取材陣が取り囲む中、1プレー1プレーにバスケへの思いをこめてコートを駆け回る受験者の姿があった。

11月に開幕した今シーズンのbjリーグは、ようやく折り返し地点を迎えた。今回の参加者の中から、2月以降の公式戦の舞台でブースターの歓声を受けるプレーヤーが現れることを期待したい。

Reported by 柴田愛子

<今後の予定>
2月初旬 合同トライアウト第一次選考合格者発表
5月上旬 合同トライアウト最終選考
5月下旬 ドラフト会議
11月予定 2006-2007 シーズン開幕

★bjリーグ後半戦日程
★選手契約に関する新制度の創設