孫 明明9月2日(火)11:00より日本アムウェイ本社ビルにおいて、浜松・東三河フェニックスに入団した孫明明(ソン ミンミン)選手の入団記者発表が行なわれた。

236cmとbjリーグ最高身長となる孫選手は中国のハルピン出身。14歳から本格的にバスケットを始め、中国リーグで活躍後、3年半前にNBAを目指しアメリカに渡った。その後、アメリカの地域リーグ、メキシコリーグなどでプレーしていたが、今年8月にbjリーグがラスベガスで開催したトライアウトに参加。浜松・東三河フェニックスの中村ヘッドコーチの目に留まり、契約することとなった。

つま先立ちでダンクを決める孫選手は、参加した外国人選手から写真を求められるほど、その存在感は群を抜いており「bjリーグからNBAの選手が出ることを目指して、これから彼を育てていきたい」と中村ヘッドコーチも大きな期待を寄せる。得意なプレーはインサイドだが、孫選手自身は「本当はガードをやりたいけれど、全てのプレーをやりたい」と意欲を燃やしている。中村ヘッドコーチは「僕としてはゴール近辺にいてもらいたい。これは結構、俺ともめるな」と苦笑い。アメリカサイズで7フィート9インチ(236cm)を示す79番を背に、ゴール下の圧倒的な存在感が、今シーズンのbjリーグで大きな話題となりそうだ。

★記者会見の動画は「bjtv」をご覧下さい。