先日発生しました「東北関東大震災」でお亡くなりになられた皆さまのご冥福と被災者の皆さまにお見舞いを、心より申し上げます。

我々、bjリーグの仲間である仙台89ERSの選手も3月11日、遠征先の新潟に向かう途中で被災しましたが、幸いにも仙台にいたスタッフも含め、全員無事でした。チームは外国籍選手と一部の日本人選手、スタッフを新潟に残し、仙台に戻りましたが、オフィスのビルが大きな被害を受け、現在も立ち入ることができません。また、メインアリーナである仙台市体育館も大きな被害を受けました。

また、その後も余震が続いており、計画停電が行われている状況の中、出来れば試合を開催していきたい意思はあるものの、埼玉、東京をはじめとした各会場でもホームゲーム試合開催が大変難しい状況となっております。

そのような状況の中では、仙台89ERS、埼玉ブロンコス、東京アパッチは今シーズンの活動を休止せざるをえない状況と判断いたしました。また、秋田ノーザンハピネッツ、新潟アルビレックスBBにおいても状況の推移を見て判断していきたいと考えています。

いずれも初年度の立ち上げからの仲間が、一時でも共に歩んでいくことが出来なくなった状況は大変残念ではありますが、来シーズンに向けて再び一緒にゲームを行えることを目指し苦渋の決断をいたしました。

一方、西地区を中心とする被災地以外のbjリーグ各チームは先週、中止となった試合会場などで義援金募集や、救援物資の受付を行いました。その結果、ブースターの皆さまのご厚意で、1000万円を越える義援金などが集まっています。

地域密着のプロリーグとして発展してきたbjリーグとして今、何が出来るかを各チームと協議してきた結果、興業開催が可能な地域で、今こそプロバスケットボールゲームを開催することにより人々に勇気を与え、被災地の復興の後押しとなる機運を作る一助となることこそがbjリーグの現在の使命と考え、今週末、3月19日土曜、20日日曜に予定していた8カード、16試合のうち、ウェスタン・カンファレンスの4カード、8試合を被災者支援のための復興支援ゲームとして開催することと致しました。

京都市体育館で行われる、京都ハンナリーズ対宮崎シャイニングサンズ、堺市金岡公園体育館の大阪エヴェッサ対滋賀レイクスターズ、松江市総合体育館の島根スサノオマジック対琉球ゴールデンキングス、大分県立総合体育館の大分ヒートデビルズ対ライジング福岡の4つのカード、合計8試合になります。

これらは復興支援ゲームと位置付け、アリーナでの義援金募集活動を行い、また収益金の一部も義援金として被災地に提供します。また、全選手が喪章を着用し、ゲーム開始前には被災地にて亡くなられた方々への黙とう時間を設けることを、リーグとして定めます。

最後に改めてになりますが、今回の震災でお亡くなりになられた皆さまのご冥福と被災者の皆さまにお見舞いを、心より申し上げます。そしてbjリーグでは、今後も被災地の復興や、日本を元気にすることに微力ながらでも、お手伝いできればと考えております。

3月17日 bjリーグコミッショナー 河内敏光

★3月19・20日、復興支援ゲーム開催のお知らせ
★中止試合のお知らせ