復興支援ロゴbjリーグでは、今シーズン最後の東北地方での公式戦開催にあたり、本ゲームを「共に、乗り越えよう 〜がんばろう東北 復興支援ゲーム〜」として、以下の取り組みを行う予定です。

対戦カード:秋田ノーザンハピネッツ vs. 富山グラウジーズ
会場:秋田市立体育館
日時
2011年4月16日(土) 一般開場:11:00 試合開始:14:00
2011年4月17日(日) 一般開場:11:00 試合開始:14:00

・黙祷
・被災地の皆様への義援金募集
・仙台89ERSへの支援金募集
・秋田市内避難者ご招待
・東北ダービーフラッグへの寄せ書き
・富山チームからのメッセージ (加藤選手、橘選手、安田選手等) ※16日のみ
・ジンギスカンダンスの実施
・仙台89ERSキャラクター「ティナ」来場 ※16日のみ
・来シーズンに向けて 岩手、秋田、仙台による共同宣言 ※16日のみ

※「共に、乗り越えよう 〜がんばろう東北 復興支援ゲーム〜」には、bjリーグ・河内コミッショナーも来場の予定となっております。

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「共に、乗り越えよう 〜がんばろう東北 復興支援ゲーム〜」開催に対するコメント

■河内敏光 bjリーグコミッショナー 
東日本大震災でお亡くなりになられた皆さまのご冥福と被災者の皆さまにお見舞いを、心より申し上げます。
ブースターの皆さまには、各地での復興支援ゲームでのご協力、誠にありがとうございます。

bjリーグでは、東方地方にて行われる今シーズン最後のゲーム、4月16日、17日の秋田でのゲームを、「共に、乗り越えよう 〜がんばろう東北 復興支援ゲーム〜」として開催することといたしました。

対戦相手のチームが活動の休止により、4月16日、17日のホームゲーム開催が出来なくなった秋田、富山の両チームと協議を続けた結果、「復興支援ゲームとして、1試合でも多くのゲームを開催することこそが、現在のbjリーグの使命である」という想いを持って、秋田での開催を決定いたしました。

宮城県出身である加藤選手、仙台89ERSからのレンタル移籍をしております橘選手、安田選手が所属する富山グラウジーズの協力の下、東北の皆様にバスケットボールで笑顔と勇気を届けたいと思います。来季参入の岩手、本ゲームを主催する秋田、そして来シーズンの参戦を目指す仙台と、bjリーグには3つの東北地方を本拠地とするチームがあります。彼ら、そしてその他17チーム、20チーム全ての力を合わせ、今後も復興支援の一助となるべく活動してまいります。

■秋田ノーザンハピネッツ 代表 水野勇気
この度の東日本大震災でお亡くなりになられた皆さまのご冥福と、被災者の皆さまにお見舞いを心より申し上げます。

4月16日、17日開催予定でありました秋田市立体育館でのホーム最終節は、埼玉ブロンコスの活動休止により対戦相手が不在となっておりましたが、富山グラウジーズのご協力により、試合を開催できる運びとなりました。

富山グラウジーズの英断には大変感謝いたします。同じ東北チームであります仙台89ERSは、活動休止という無念な形で今シーズンを終えております。ホーム最終節を「共に、乗り越えよう 〜がんばろう東北 復興支援ゲーム〜」として開催し、東北の復興と仙台89ERSの支援を少しでも後押しできるよう支援活動の輪を広げていきたいと思います。

このような事態だからこそ、バスケットボールを通じて人々に元気や勇気を与え、被災地の復興の後押しとなる機運を作る一助となることこそが私たちプロバスケチームの今できることと考え、ホーム最終節をチーム・スタッフ一丸となって全力で開催いたします。

■富山グラウジーズ 代表 黒田 祐
富山の想いは、ホームゲームを見たくても見られず、日々現在の生活と向きあっている仙台、東北地方のブースターの皆さんに、bjリーグの試合を見てもらいたい、ただその一点です。

地元が被災に遭っても必死にチームを牽引するキャプテン。救済制度で富山に来て、被災地の皆さんの想いを背に、必死にプレイして、活躍する二人。彼らの必死のプレイを、活動休止になって観戦することが出来なくなった仙台ブースターの皆さんに見せることが、少しでも復興への活力となると思い、秋田での復興支援ゲーム参戦を決めました。

仙台チームをはじめ、来季参入が決定している岩手チーム、そして東北地方の皆さんに秋田に来てもらい、富山と秋田チームの選手たちが、がんばる姿を見てほしいと思います。日本が一つになって進まなければならない今、富山グラウジーズは日本復興への協力を惜しみません。