日韓戦マルコメ presents 2011 bj-KBL チャンピオンシップゲームズ 第2戦
10月2日(日)群馬・渋川子持社会体育館

浜松・東三河フェニックス 69-76 全州KCCイージス
(観客数 1920人)

2連勝で全州KCCイージスが優勝を飾る

■第1Q 24-17
浜松・アーノルドの2連続3Pでスタート。さらにパーマーのカットインも決まり6-0と一気に点差をつける。たまらずタイムアウトをとったKCCは、イム・ゼェヒョンの3Pで反撃を試みるも、浜松も椎名が3Pをお返し、出足の点差を保ったまま第1Qを終える。

■第2Q 42-32(18-15)
ギム・テホンらの活躍で、残り8分にはKCCが逆転に成功する。しかし浜松も積極的なオフェンスリバウンドから粘り反撃。一進一退の攻防が続く。残り3分、このQで8得点と活躍したアーノルドがフェイダウェイショットを決めれば、残り2分には太田がゴール下で決め、徐々に点差を広げる。最後はアーノルドから太田へのアシストが決まり、浜松が2桁リードで折り返す。

■第3Q 58-55(16-23)
KCCのイ・ジュンウォンが3Pを決めれば、浜松はパーマーが3Pを決め返す。互いにペースを掴むことなく浜松が2桁差をキープしたまま中盤へ。しかし、ファウルがかさんだ浜松に対し、KCCはフリースローで徐々に点差を縮めていく。残り1分にはイ・ジュンウォンのこの日4本目となる3Pで同点に。残り45秒にはシムスのダンクでついに逆転に成功する。しかし、浜松もブリンクソンのフリースローで再び追いつくと、パーマーが3Pをブザービーターで沈め、浜松3点リードで第4Qへ。

■第4Q 69-76(11-21)
立ち上がり一気に流れをつかんだのはKCC。7点を奪い4点差とする。何とか反撃に転じたい浜松は、残り6分半、地元群馬出身である岡田が3Pを決めると超満員のブースターの歓声を受ける。しかしKCCもギム・テホンが3Pを返し、譲らない。その後ジリジリと点差を広げていったKCCは、残り2分を切ったところで、シン・ミョンホが3Pを沈め、試合は2桁11点差。そのままKCCが逃げ切った。

■全体
前半からペースをにぎったのは浜松。序盤は好調のアーノルドを中心に一気にリードを奪った。しかし、この日5本の3Pを沈め、ダイナム3ポイント王に輝いたイ・ジュンウォン、29得点をあげ大会MVPに輝いたシムスらの反撃を抑えきれなかった。なお大会MIPには、浜松・岡田が輝いた。また、「マルコメ presents 2011 bj-KBL チャンピオンシップゲームズ」は、第1戦の結果と併せ、2勝0敗とし、全州KCCイージスが優勝した。

■浜松・河合HCコメント
「自分達が弱かった。それだけです。オフェンスで1対1で勝てないのなら、ディフェンスで抑えればいいのだが、それも出来ていなかった。第1戦と同じことをやってしまった」