bjリーグでは、当初の2015年からプロリーグをスタートさせるという計画に対し、話し合いの場を設定して頂けるよう書面を数回に渡りお送りしておりましたが(2013年7月、10月、12月)状況が不透明な中、突然2014年2月11日、2016年からプロリーグをスタートするとの発表があり、困惑しております。
NBL(National Basketball League)設立の際にはbjリーグ各チームに参加の打診が行われましたが、プロチームが参加するには不十分な制度設計であり、その結果21チーム中20チームが各チームの経営判断において不参加となりました。
bjリーグは「世界に通用する選手、リーグ、チームを生み出す」、「一つのコミュニティ社会の創造とその拡大により社会に貢献する」ことを目指し、2005年にスタートしたプロバスケットボールリーグです。
民間資本で発足し、バスケットボールの普及、啓蒙活動、また外国籍選手との競い合いによる競技力向上等の功績を評価され、2008年からJBAとの話し合いが行われるようになりました。
2008年から2010年にかけて行われた「トップリーグのあり方検討委員会」では、経済規模が大きなbjリーグの資金面でのリスクを回避するためそれぞれ独立をし、適正な距離感を保つことが良いのではないかとの結論に至りました。
海外のNF(National Federation:各国バスケットボール協会)とプロリーグが認定(Recognition)の関係となっているため、bjリーグはJBAの公認リーグとして認められ、その後、日本バスケットボール協会が公益財団法人に移行するに伴って、2013年より認定団体となり現在に至っています。
2014-2015シーズンには22チームが参加し、総観客動員数100万人を見込む規模になり、10シーズン目を迎えます。2011年9月にJBAに対して「新リーグ説明会のご回答とご提案」を提出しています。我々のこれまでの活動の失敗例・成功例を基に、我々の意見を積極的に取り入れて頂くことを強く希望します。
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なお、FIBA(国際バスケットボール連盟)から指摘を受けたとされるbjリーグの独自ルールに関するbjリーグの見解を以下の通りご報告いたします。
■bjリーグ独自採用のルールに関して
bjリーグでは他国のプロリーグ(アメリカのNBA、韓国のKBL、フィリピンのPBA、台湾のSBL等)と同様に認定(Recognition)団体として活動し、独自のルールを採用しています。今回、1月15日にJBAよりFIBAに申請する必要がある指摘を受けました。次にJBAからの要請を受け、本年1月29日にbjリーグが採用しているルールの詳細を説明しました。
「昨年12月にFIBAから各国NFに独自ルールを採用しているリーグについて申請するよう要望する書面が送付された」とJBAから報告があったと聞いており、上記の他国のプロリーグがどのように対応するかを見定め、JBAと協議の上で対応を検討して参ります。
なお、bjリーグが独自ルールを採用しているためにオリンピックの開催国枠がなくなるという点に関して、本年1月15日にJBAに確認した所、「バスケットボールのオリンピックに関しては、ロンドンオリンピック開催時に開催国枠がなかったように、2020年の東京オリンピックについても自動的に出場が確保される『開催国枠』は存在しない」という回答であったことを申し添えます。
NBL(National Basketball League)設立の際にはbjリーグ各チームに参加の打診が行われましたが、プロチームが参加するには不十分な制度設計であり、その結果21チーム中20チームが各チームの経営判断において不参加となりました。
bjリーグは「世界に通用する選手、リーグ、チームを生み出す」、「一つのコミュニティ社会の創造とその拡大により社会に貢献する」ことを目指し、2005年にスタートしたプロバスケットボールリーグです。
民間資本で発足し、バスケットボールの普及、啓蒙活動、また外国籍選手との競い合いによる競技力向上等の功績を評価され、2008年からJBAとの話し合いが行われるようになりました。
2008年から2010年にかけて行われた「トップリーグのあり方検討委員会」では、経済規模が大きなbjリーグの資金面でのリスクを回避するためそれぞれ独立をし、適正な距離感を保つことが良いのではないかとの結論に至りました。
海外のNF(National Federation:各国バスケットボール協会)とプロリーグが認定(Recognition)の関係となっているため、bjリーグはJBAの公認リーグとして認められ、その後、日本バスケットボール協会が公益財団法人に移行するに伴って、2013年より認定団体となり現在に至っています。
2014-2015シーズンには22チームが参加し、総観客動員数100万人を見込む規模になり、10シーズン目を迎えます。2011年9月にJBAに対して「新リーグ説明会のご回答とご提案」を提出しています。我々のこれまでの活動の失敗例・成功例を基に、我々の意見を積極的に取り入れて頂くことを強く希望します。
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なお、FIBA(国際バスケットボール連盟)から指摘を受けたとされるbjリーグの独自ルールに関するbjリーグの見解を以下の通りご報告いたします。
■bjリーグ独自採用のルールに関して
bjリーグでは他国のプロリーグ(アメリカのNBA、韓国のKBL、フィリピンのPBA、台湾のSBL等)と同様に認定(Recognition)団体として活動し、独自のルールを採用しています。今回、1月15日にJBAよりFIBAに申請する必要がある指摘を受けました。次にJBAからの要請を受け、本年1月29日にbjリーグが採用しているルールの詳細を説明しました。
「昨年12月にFIBAから各国NFに独自ルールを採用しているリーグについて申請するよう要望する書面が送付された」とJBAから報告があったと聞いており、上記の他国のプロリーグがどのように対応するかを見定め、JBAと協議の上で対応を検討して参ります。
なお、bjリーグが独自ルールを採用しているためにオリンピックの開催国枠がなくなるという点に関して、本年1月15日にJBAに確認した所、「バスケットボールのオリンピックに関しては、ロンドンオリンピック開催時に開催国枠がなかったように、2020年の東京オリンピックについても自動的に出場が確保される『開催国枠』は存在しない」という回答であったことを申し添えます。