<ファイナル 大阪 94-78 高松>

●大阪 天日HC
高松は4チームの中で3Pの本数が一番多いチーム。しかし3Pの確率は低い。彼らの武器は3Pを打って、リバウンドに飛び込むというもの。今日はセカンドボールを打たせないように気をつけた。また、ワシントンをウォーレンにつけ、彼をフリーにさせないことを徹底させたことにより、彼のシューティングパーセンテージをおとすのが今日のプランだった。(優勝は)ただ嬉しいの一言。リーグの出だしが悪くシーズンはいろいろあった中で、ここまできた勝利なのでとても嬉しい。

●大阪 パルマー(サークルKサンクスpresents bjリーグ2006-2007シーズン MVP)
とても幸せでとても興奮している。コーチがチャンスを与えてくれて、チームメイトのサポートもあり、この賞がもらえた。昨日はチームのシューティングが苦しく、自分はただシュートを打ち続けた。まわりが自分にボールを集めてくれたことで自分はシュートに集中し、楽しくプレーできた。

●大阪 石橋キャプテン
まさか2回も胴上げが出来るとは思っていなかった。信じられない気持ち。今シーズンはコートで活躍している外国人選手がいち早く体育館に来て練習をしていた。それを見て日本人選手たちにも競争意識ができて、しっかり練習に取り組めた。今日も試合に出ていなくても、全員で戦っていたと思う。

●大阪 波多野選手
今日はスパークスにつけといわれていた。最初はやられていたが、後半はそこまでやられなかったと思う。DFは多少よかったが、もう少しオフェンスが出来ればよかった。昨日は冷や冷やした試合だったが踏ん張って勝てた。昨日が悪かった分今日引き締めて臨めたと思う。昨日の試合が競ったものでよかった。

●高松 青木HC
大阪は外国人4人というパターンは早い段階からやってくると思っていた。それにうちは外国人3人で対応しようとしたが、そこで10点ビハインドになったことが敗因。やはり波多野選手を加えた非常にサイズがある大阪はさすが最強だと思った。この3週間新潟に照準を絞って練習してきたので、大阪エヴェッサ対策が十分ではなく、それが後半のミスにつながった。最後に3点差まで追いついたのはうちの3Pが確実に決まったから。選手が大分疲れていたのでインサイドでの勝負を指示したが、選手自身は調子がよかったのか、そのまま外から狙ってしまい、相手にリバウンドをとられる形となってしまった。会場に来てくれたブースター、そしてパブリックビューイングで応援してくれた皆さんに感謝をいいたいのと同時に、勝てなかったことをお詫びしたい。初めてのシーズンだったが、一生懸命プレーしてくれた選手には感謝したい。そして誇りに思う。今日負けたのは私の責任。この一年はいい経験が出来た。この悔しさを絶対に忘れず、来シーズンに望みたい。

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<3位決定戦 新潟 72-90 大分>

●大分 桶谷HC
今日は「とにかくやれることは自分達のバスケをするだけだ」と選手には伝えて試合にのぞんだ。最後までモチベーションを下げずに出来たことが、この結果につながった。ニック・デービスのインサイドのプレーは警戒していたので、最初からダブルチームでプレッシャーをかけていった。それがうまくいったと思う。今日は本当に勝ててよかった。最後の試合だったので、この勝敗が来シーズンに影響すると思っていた。来年につながるいい試合だったと思う。

●新潟 廣瀬HC
昨日の敗戦のショックがあったと思う。しかしプロとして戦おうと選手としてコートに出た。しかしきわどいプレーの中で、集中力が途切れた瞬間があったのは事実。それが今の実力と真摯に受け止めたい。結果負けてしまったことは非常に残念。ただベンチも選手もスタッフも最後までよく戦ってくれた。結果は残念だったが、最後まで一生懸命戦えたのは誇りに思っている。