韓国ブースター日韓対決第2戦、サムソンが雪辱を果たす。

地元の声援を受けたサムソンが大阪を振り切って、逆転で勝利。
初戦を落としたサムソンが序盤からリのファストブレイク、オルミデのインサイドなどで猛攻をしかける。大阪も必死のディフェンスと、ニュートンのゴール下などで徐々に点差を縮めていくが、前半は37−44とサムソンがリードで折り返す。

後半に入ると大阪は波多野のファストブレイクで2点差まで詰め寄ったが、そこからサムソンが息を吹き返した。キャプテンで、KBLの歴代スコアリーダーのソがインサイド、アウトサイドで大爆発。大阪もニュートン、波多野を中心に追い上げるが及ばず78−85でサムソンが勝利。2試合を終え、得失点差が同じとなったため、両者優勝で幕を閉じた。(観客:1972人)

■2006 bj-KBL チャンピオンシップゲームズ 第2戦試合結果  

ソウル サムスンサンダースvs.大阪エヴェッサ
第1Q:29-19
第2Q:15-18
第3Q:21-19
第4Q:20-22
TOTAL:85-78

※ホーム&アウェイ方式で2試合を行った結果、1勝1敗で得失点差が同じとなったため両者優勝となりました。なお、MVP等の個人賞の選出はございません。

■大阪 天日ヘッドコーチ
チーム練習を始めて2週間しか経っていないが、その中で一番いいゲームをしようと話していた。もちろんそれなりの修正点はあると思うが、いい流れでチームはきている。2試合を通じて、いい戦いができたと思う。

■大阪 波多野選手
ここはアウェイでブーイングされることもわかっていた。そういう意味ではbjリーグと変わりはなかった。個人としては前半、集中ができない部分があったが、後半は集中できて、いいプレイができた。

■サムソン 安ヘッドコーチ
日本でのゲームと違い、ホームということでコートにもボールにも慣れていたので、それがいい結果につながった。1ヵ月後のKBL開幕に向けて、いいテストになったし、このままの流れでシーズンに入りたい。

■サムソン ソ・ジャンフン選手
コートやボールなど環境の違いがプレイに直結するのは当然だと思う。このような我々の活動をきっかけに、バスケ好きな人たちがいい環境でバスケができるきっかけになればと思う。

Photo:アフロスポーツ/bj-league