今年から新たに導入されたワイルドカードゲーム。そのみどころを河内コミッショナーに伺った。

ワイルドカードゲームの組み合わせは両カンファレンスともに、日本人HCと外国人HCの戦いとなった。元NBAプレーヤーのジョー・ブライアントHCと対するのは、日本代表コーチの経験もある廣瀬昌也HC。欧州各国でヘッドコーチを務め、ナショナルチームを率いた経験を持つカール・ジョン・ニューマンHCと対するのは、昨年1年目ながらリーグ2位の成績を残した青木幹典HCだ。海外リーグでの経験豊富な外国人ヘッドコーチと日本のバスケを熟知する日本人ヘッドコーチ。そのベンチワーク対決に注目してもらいたい。

ヘッドコーチの意図を読み取ることが出来るのはタイムアウトやメンバーチェンジ。とくにタイムアウトは試合の流れを変える重要な役割を担う。タイムアウト直後に得点に結びつくオフェンスが出来ているか?ディフェンスに変化はあるのか?またタイムアウトのタイミングなど、ヘッドコーチの動きに注目して見ると、試合がさらに面白くなるだろう。

ワイルドカードゲームは一発勝負だけに、かなり白熱した試合になりそうだ。まずは今週末、是非会場に足を運んで、会場の熱気、チームの気迫を思う存分楽しんでもらいたい。

QRコード★現在、bjリーグ公式携帯サイト(月額310円)ではイースタン、ウェスタン、両カンファレンスのワイルドカードの予想を掲載中。右記QRコードをご利用下さい。

取材・文/柴田愛子