◆ライジング福岡(3位) vs. 島根スサノオマジック(6位)
4月27日(水)19:00
4月28日(木)19:00
会場:アクシオン福岡

大阪と最後まで2位争いを繰り広げた福岡と、新規参入ながらプレイオフ進出を果たした島根が対戦。福岡は得点王・スティール王に輝いたパーカーや、マーリーを中心に仲西のドライブ、竹野の3Pなど多彩なオフェンスで得点を量産してきました。一方の島根は石崎中心のチーム。しかし、シーズン終盤に入ってからはベンチメンバーの山本などが勝負どころで活躍するなどチームとしての底力が上がってきています。福岡の激しいディフェンスに対し、ガード陣が冷静に対処できれば下克上も十分あり得るでしょう。福岡は浜松、大阪と強豪との戦いが続いた上、中2日での試合のため、「疲れ」が最大の敵として立ちはだかります。レギュラーシーズンでは4戦4勝と福岡が完勝していますが、世界のバスケットを知るジェリコHCがどのような対策を練ってくるのかに注目したいと思います。

◆滋賀レイクスターズ(4位) vs. 京都ハンナリーズ(5位)
4月30日(土)19:00
5月01日(日)13:00
会場:滋賀県立体育館

滋賀、京都の「京滋ダービー」となったこの一戦。初のファイナル4進出を狙う滋賀、初のプレイオフ進出となった京都。京都はホワイトが抜けたものの、その分瀬戸山や村上など日本人選手が積極的にゴールにアタックすることで、ボール周りがよくなりました。対して滋賀は得点能力の高いペッパーズをケガで欠いているのが痛いところです。京都のサイズのあるゾーンディフェンスに対し、滋賀は得意の速い展開に持っていくことが重要となるでしょう。マーシャルの負担が大きい分、城宝や岡田らの活躍に期待したいです。埼玉からレンタル移籍している滋賀・寺下と京都・クライバーとの戦いも注目です。

チャンピオンを目指した戦いがいよいよ始まります。どのチームが有明の地を踏むのか、今週もbjリーグをよろしくお願いします。