bjリーグの2013-2014シーズン王者を決める対戦は満員札止め。1万0026人が有明コロシアムを埋める中、沖縄が秋田に勝ち、2年ぶり3度目の優勝となりました。なお、プレイオフMVPは沖縄・岸本隆一選手が受賞しています。また、3位決定戦では富山が京都を降しました。

◆5月25日(日)
3位決定戦 :○富山 84-62 京都●
ファイナル:●秋田 89-103 沖縄

○伊佐勉HC(琉球ゴールデンキングス)
「今日はありがとうございました。選手が頑張ってくれて優勝できたと思う。そして秋田さんとファイナルを戦えて、とても嬉しかった。私は1年目のペーペーのヘッドコーチなので、今日は最後まで攻めて攻めて、失敗しても攻め上げようと決めて戦いに臨んだのが良かったと思う。

(MVPの岸本について)昨日はまさかの0点で、調子が上がらなかったが、彼は非常に心が強い子だと思っていたので、今日は全然心配していなかった。(MVPは)彼の実力だと思う。あっぱれです」

○プレイオフMVP:岸本隆一(琉球ゴールデンキングス)
「今日は立ち上がりを大事に、積極的にいこうと選手同士ではなしあって試合に臨んだ。自分自身も、昨日よりも思い切ってアタック出来たと思うし、味方の選手もパスをくれたので、それを入れただけのこと。

チームで40分間戦う事が出来たと思う。今季は与那嶺選手などが抜けたことで、「キングス大丈夫か」という声も耳に入ってきた。だからこそ、優勝することに大きな意味があると思ってたし、心配する声に対して絶対見返してやるぞと思っていた。優勝した時は、「どうだ」という気持ちになった」

●中村和雄HC(秋田ノーザンハピネッツ)
「岸本があんなにやるとは思わなかった。昨日の試合をベースに考えていたので、全くノーマークだった。勝利の女神は岸本に輝いたと思う。沖縄は岸本、アンソニー、バーンズが凄かった。バーンズを秋田に残しておけば…。彼の活躍を見て、なんとも言えない気持ちだった。また、今日は富樫が痙攣を起こしたのが計算違いだった。

秋田にきて3年でよくぞここまでのチームになったと嬉しく思うし、誇りでもある。熱狂的なブースターが最後まで声援を送ってくれた。そしてそういう状態を作れたことも非常に嬉しく思う。今まで選手と一緒にお酒を飲んだことがないので、今日は初めて選手と一緒にお酒を飲みたいと思っているし、今までのことを一緒に語り合いたい」

○ボブ・ナッシュHC(富山グラウジーズ)
「昨日の敗戦からしっかり立ち直ってプレーをした選手のことを誇りに思う。今日は選手がシーズン通りの戦いができたことをスタッツが証明している。またディフェンスに関してはとても素晴らしかったと思う。ボールを動かし、有明でチームとして初めて勝利をとったことは喜ばしいことだ。優勝は出来なかったが、3位という結果には満足している」

●浜口炎HC(京都ハンナリーズ)
「今日は京都らしいバスケをしよう」と選手みんなで確認して試合に臨みました。ゲームには勝つことが出来ませんでしたが、後半は京都らしい、いいバスケが出来たと思います」

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★今シーズンもbjリーグにご声援頂き、誠にありがとうございました。来シーズンもよろしくお願いいたします。