◆河内敏光(bjリーグ コミッショナー)

2005年11月5日、この有明コロシアムにてスタートしましたbjリーグも、2016年5月15日のファイナルをもって、幕を閉じました。

思えば6チームで始まったリーグは、年々チーム数を増やし、当初の目的であった都道府県の半分を超える24チームにまで拡大いたしました。これも全てご声援をいただきましたブースターの皆様、スポンサーの皆様のご支援があってのことです。誠にありがとうございました。

11年間の間には、東日本大震災によるチームの休止など、様々な困難がありました。

しかし、各地の試合会場におもむき、「私たちの県にチームを作ってくれてありがとう」「バスケットを見ることが最大の楽しみです」とブースターの皆さんからお声をかけていただき、その笑顔を見ることが我々の力の源となり、何とか11年間駆け抜けてまいることが出来ました。

bjリーグは終了し、バスケットボール界は新しいステージへと進んでまいります。

バスケットボールをスポーツ・エンターテインメントとしたい、日本代表を強くしたい、オリンピックなど国際舞台での日本人選手の活躍が見たい、といった私たちの夢も、今後も引き継がれていくことと思います。

新しいバスケットボールの発展にも皆様のお力をお貸しください。bjリーグをここまで育てていただいたブースターの皆さんの力があれば、バスケットボール界の未来は明るいと確信しております。どうぞよろしくお願い致します。

bjリーグは終わりますが、バスケット界は終わりではありません。


◆中野秀光(株式会社日本プロバスケットボールリーグ代表取締役社長)

全国のブースターの皆さん、11年間bjリーグを応援してくださいまして誠にありがとうございました。

また、物資両面に多大なご支援いただきましたターキッシュ エアラインズ様をはじめ、ご協賛ご支援いただいた企業の皆様、誠にありがとうございました。そしてリーグ発足当時から取材していただきましたメディアの皆様、多大な応援を頂き、誠にありがとうございました。

夢を与えてくださった全国24チームの代表、チーム会社のスタッフの皆さん、そして厳しい環境で真摯に夢を与えてくれた選手のみなさんこそリーグの宝物です。そして全国のレフリー、テーブルオフィシャル、ボランティアの皆さん、この場を借りて感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

そして11年間、4505試合、その会場に足をお運びいただいた、800万のブースターの皆様こそ、日本のバスケットボールの歴史を変えた主役です。みなさんこそ一番の誇りです。

そして、我らがbjリーグ。あなたは全国のたくさんの人々に夢を伝え、幸せを与えてくれました。11年間、bjリーグありがとう。さようなら。