9月2日(火)11:00より日本アムウェイ本社ビルにおいて、浜松・東三河フェニックスに入団した孫明明(ソン ミンミン)選手の入団記者発表が行なわれた。236cmとbjリーグ最高身長となる孫選手は中国のハルピン出身。14歳から本格的にバスケットを始め、中国リーグで活躍後、3年半前にNBAを目指しアメリカに渡った。その後、アメリカの地域リーグ、メキシコリーグなどでプレーしていたが、今年8月にbjリーグがラスベガスで開催したトライアウトに参加。浜松・東三河フェニックスの中村ヘッドコーチの目に留まり、契約することとなった。
つま先立ちでダンクを決める孫選手は、参加した外国人選手から写真を求められるほど、その存在感は群を抜いており「bjリーグからNBAの選手が出ることを目指して、これから彼を育てていきたい」と中村ヘッドコーチも大きな期待を寄せる。得意なプレーはインサイドだが、孫選手自身は「本当はガードをやりたいけれど、全てのプレーをやりたい」と意欲を燃やしている。中村ヘッドコーチは「僕としてはゴール近辺にいてもらいたい。これは結構、俺ともめるな」と苦笑い。アメリカサイズで7フィート9インチ(236cm)を示す79番を背に、ゴール下の圧倒的な存在感が、今シーズンのbjリーグで大きな話題となりそうだ。
★記者会見の動画は「bjtv」をご覧下さい。

★現在、
白熱したセミファイナルを経て、一夜明けたファイナル当日。アリーナでは高松のブルーとエヴェッサのレッド、2色が大きな塊となって、熱気を帯びた声援を送る。
河内:大阪はすごく安定している。それは下位チームに取りこぼすことがない安定感。まさに隙がないという感じだね。新潟は2月11日の大分戦のように、ポロッと負けてしまう時もあるけれど、大阪はそういうイメージがない。スタメンやメンバーチェンジは特定のメンバーで固まっているが、得点に関していえば出場した選手が満遍なくとっている。このまま首位を走ると思うね。
河内:間違いないね。廣瀬HCの考え方は、まだ現段階では順位にはこだわってはいない。最終的に優勝するという目標は変わっていないだけ。しかし必ずファイナルでは大阪とあたると踏んでいる。その大阪相手に変な負け方だけは出来ないという気持ちはかなり強い。新潟は、5年前からプロとしてやっているというプライドをもっているだけに「絶対負けられない」と・・・。だから先週行われた(2/25、2/26)大阪との直接対決では、すごくいい内容の試合をしていたね。
Q:さて、3位に浮上した『東京アパッチ』に関してはいかがですか
河内:ディオウフ選手がいないのは、とても大きな痛手。その他の外国人2人を休ませられないからね。でも反対にここ最近、大西裕之(写真)が台頭してきたりと、新たなオプションが増えてきたのは楽しみなところ。特に大西選手は何をするかわからない分、相手チームもとまどっちゃうんじゃない(笑)。
河内:チームの印象はガラッと変わったね。ヘッドコーチが代わって、やることが明確化したからだと思う。やらなくてはいけないことを、オフェンスでもディフェンスでもたくさん要求せず、的を絞って指示を出している。選手にとってはやろうとしていることが分かりやすくなって、気持ちよくバスケットができている。
河内:ここまで負けが込んでしまうと、接戦で勝つんじゃなくて、ぶっちぎりの大差で勝たなくては変われない。もう技術的なものじゃない、メンタルのみ。10点差がついたから、相手の出方を見るのではなく、離せる時に一気に離して大差で勝たなきゃいけない。今、埼玉がやるべきなのは、相手をどう抑えるかじゃなく、自分たちのバスケットを40分間やりきるということ。
河内:開幕して仙台はトップだったのは、上位陣とあたっていなかったから。だから今が一番つらい時だと思うよ。その一番厳しい時に、ディオウフの怪我が重なって、アウェイで上位陣と戦わなくてはいけない。この正念場をどう乗り切るかだね。(写真:仙台・浜口HC)
河内:新潟・廣瀬HC(写真)は、レギュラーシーズンで1位になりたいというわけではない。もうすでにプレイオフに行けるのはわかっている。彼が今一番気にしているのは、3位にどのチームが来るか。どこだと戦いやすいかを考えている。とくに仙台の動向を見ながら新潟は戦うと思うよ。
河内:首位の大阪は、1位で通過するためには、何がなんでも新潟にホーム初の黒星をつけなくてはいけない。新潟もホームで大阪にだけは絶対に負けられないという意地がある。これは、かなりの白熱した試合になると思うよ。(写真:大阪・天日HC)
でも、今回はテレビ中継があるということで、埼玉の選手もかなりモチベーションは上がっていると思う。そんなチーム同士のぶつかり合いは、見ものだね。(写真:埼玉・ベンワーHC代行)
河内:この結果が終盤戦の順位に大きく影響するのは間違いない。連勝したチームは勢いに乗れるだろう。大分は連勝したら、ベスト4へ食い込むだけでなく、一気にジャンプアップする可能性も出てくるし、これ以上引き離されないためにも、連勝するしかない。(写真:大分・桶谷HC代行)
東京は1勝1敗でもいいだろう。2連勝できれば大きなアドバンテージとなるのは間違いないけれど、2勝出来なくてもプレイオフの可能性は十分ある。東京は次に新潟戦があることで、次につなげたいという気持ちがあるだろうが、まずは目先の勝利を第一優先で戦って欲しい。東京はあまり先をみないことだね。(写真:東京・ブライアントHC)
〜「バスケがしたい」への思いをプレーに込めて〜
……開幕して1ヶ月ですが、ここまでの戦いぶりをどうご覧になりますか?
すごいなぁ、と思うヘッドコーチは東京のジョー・ブライアント(写真)。選手の起用法がいい。大場や信平、勝又あたりの今後伸びる可能性が十分にある選手を上手く使っているし、それによって日本人もチーム全体のモチベーションも上がっている。彼の存在は東京だけじゃなく、bjリーグにとってもプラスになっているだろう。
現在0.5ゲーム差で2位につけて調子のいい仙台(写真)だが、実はまだ大阪・新潟・東京といった上位陣とはあたっていない。だから今週末の首位攻防戦、仙台vs.大阪は見もの。仙台にとっては正念場といえるだろう。この2連戦、仙台が1勝1敗で乗り切ったら、優勝の可能性があるね。